作品名 作者名 カップリング
「アキ媚薬編」 72氏 アキ×シンジ

昼下がりの午後…と言うには少々遅い時刻。
城島家のリビングでくつろぐカナミとアキ。

「ねえ、アキちゃん。ひとつ聞いてもいい?」
「え、なに?」

「アキちゃんてさ…私のお兄ちゃんのこと好き?」
「ぶはっ!…な、なに突然?…げほげほ」
「ちょ、ちょっとアキちゃんだいじょうぶ?」
カナミの思わぬ質問に、思わず飲んでいたお茶をふきだすアキ。
「…なんとか」
カナミが差し出したハンカチで口と服を拭く。
「でさ、アキちゃんはお兄ちゃんのことどう思ってるの?」
「…どうって言われると…」
返答に困るアキ。ちらりと前を見ると、カナミが興味津々の目でその返答を待っている。
(…どうしよう)
アキが動揺したのは、何も突然の話だったから…というだけではない。
正直なところ、アキはシンジに少しずつ惹かれ始めていた。
他の男子とは違い、シンジとなら気さくに話せるということ。
同じツッコミ同士のせいなのか、アキの気持ちをシンジがよくわかってくれること。
そしてなにより、夏の海でアキを助けてくれた時のやさしさ。
彼氏にするならこんな人がいいなあ…と思ったのも事実。

しばしの沈黙の後、アキが口を開く。
「…ぶっちゃけて言うと」
「…言うと?」
「好きかも……しれない……お兄さんのこと」
「ほんと?」
「…うん。」
「もしお兄ちゃんがOKだったら、付き合ってもいい?」
「……うん。」
こくりとうなずくアキ。心なしか顔が少し赤い。熱い。
そして。

「よかったー!!」
よっぽど嬉しいのか、カナミがにっこりと笑顔になる。
その笑顔に、何か嫌な予感を感じ取るアキ。
「じゃあアキちゃん行こうか?」
「行くってどこへ……ってあれ?…からだが…」
アキの視界が突然ぐらりと揺れる。頭の中がぐるぐると回りだす。
何よりも身体が火照りだして、熱い。
「…ようやく効いてきたみたいだね、媚薬」

「び、びやく?…まはかお茶に…なんへそんなモノを…」
口が回らなくなり、ソファーに倒れこんでしまうアキ。
そんなアキを、カナミは無理やり起こし、立たせる。
「今、お兄ちゃんのこと好きって言ったよね」
「…うん」
「お兄ちゃんと付き合ってもいいって言ったよね?」
「……うん」
「ということは、アキちゃんはお兄ちゃんと恋人同士になってもいいってことだよね?」
「………うん」
「じゃあ、二階に行こうか?」
「だからそこから意味がわから…」
「まあ、いいからいいから」
アキの言葉をさえぎるカナミ。
そしてフラフラのアキを肩に担ぎ、二階のシンジの部屋に向かう。
アキには、もうなにがなんだかわからない。
(一体どうなるの?私…)

「着いたよ、アキちゃん。さあ、入って入って」
着いた先はシンジの部屋。ドアを開け、カナミはなかば強引にアキを押し込む。
部屋に放り込まれたアキに見えたのは、信じられない光景。
「ちゅぱ…もご……あ、アキさん?こんにちは。」
「マ、マナカ?何でここに?…で…お、お兄さん?!」
アキがびっくりするのも無理はない。
シンジはパジャマ姿のままベッドに縄で拘束され、下半身むき出しにされている。
そしてそのシンジの男根に、マナカがむしゃぶりついていた。
明らかに異様な光景。部屋には汗と精液の匂いが充満し、アキの頭を一層混乱させた。
「びっくりした?」
「カ、カナミ?一体コレは…どういう…こと?」
再びその場にへたり込んでしまうアキ。やはり媚薬の効果は抜群らしい。
「…今日ちょっとふざけて、お兄ちゃんを拘束してみたんだ♪」
ふざけてって、おい。
「私も小説の研究ってことで、協力しました」
「そしたら…私たちちょっと調子に乗りすぎちゃって、てへ」
ぺろりと舌を出し、おどけてみせるカナミ。
(調子に乗り過ぎって…まあ確かに)
ベッドに縛られているシンジを見ると、かなりやつれて見える。

「お兄さんのオチンチンでたっぷり研究させてもらったんですけど…まだ本番はしてないんですよ。
いじられるだけいじられて本番なしってのは、ちょっとかわいそうですよね。」
「…だから、お兄ちゃんに今日遊ばせてもらったお礼をしようかなあって」
「そんなわけでアキさん。シンジさんに処女あげてください」
「…なんでやねん!!!」
あまりの無茶苦茶な要求。媚薬で意識は朦朧としているが、ツッコまずにはいられない。
「そ、そんなの、アンタ達で何とかしなさいよっ!!」
「えー、でも。お兄ちゃんは好きだけど、私もう少し処女大事にしたいし。」とカナミ。
「私はショタコン目指してますし。」とマナカ。
「アンタら……」

「それにアキちゃん、お兄ちゃんのこと好きなんでしょ?」
「で、でも、それとコレとは…話が…ちがう…」
「でも恋人同士ならいつかはやることだし、ね」
「…う……」
もはやアキには反論する気力も残されていない。
好きな人との初めての経験。
それはいつかは自分にも訪れることはわかっていた。
だが、まさかこんな状況で訪れようとは、アキも全く予想していなかったろう。

「じゃ、はじめよっか?」
言うが早いか、カナミはアキの服を脱がし始める。
「や、やめろー!!」
必死で抵抗しようとするが、媚薬が完全に効いたアキには、
もはやその力は残されていない。
シャツ、ジーンズを脱がされ…
「あ、靴下は残しとくね。お兄ちゃんそっちの方が好きっぽいし」
…靴下だけを残し、次々に脱がされていくアキ。
カナミがブラをはずすと、形よく張った乳房がぶるんと弾けた。
「アキちゃんやっぱり胸大きいなあ…垂れてるわけでもないし……うらやましい……」
「いやぁ…そんなに揉まないでよぉ…」
アキの胸を、カナミの両手が揉みくだす。
媚薬のせいか、全身の肌が敏感になっているアキ。
今まで感じたことのない、未知の感覚がアキを襲う。
「えへ…アキちゃん可愛い」
突然カナミがアキの乳首を舐め、吸い付いた。


…ちゅぱ…ぺろ……

カナミの行動に、戸惑いを隠せないアキ。
「ひ、ひやぁわああぁっ!!…や、やめてよう…女同士で…」
懇願するアキだが、カナミの責めは止まらず。
アキの乳房を、乳首をさらに丹念に愛撫する。
「あ、ああ…やめて、お願いっ…ひやぁっ!!」
突如全身が大きくびくっと震え、力が抜けて崩れ落ちるアキ。
「あ…あう…なに、これ…」
「あ、軽くイッちゃった?…でもお楽しみはこれからだよ♪」
「え…」
呆然としているアキを見て、無邪気に笑うカナミ。

「マナカちゃん、そっちの準備はどう?」
先ほどからシンジの方の”準備”を整えているマナカにたずねる。
マナカは表情を曇らせる。
「いえ、ちょっとやりすぎたみたいで…もう少し時間かかるかも…」
見ると、マナカの手の中にあるシンジのムスコは、もうギブアップとばかりに
完全に硬さを失ってしまっていた。
「もう、マナカちゃん!お兄ちゃんをいじめすぎだよ…
じゃあ、しょうがないな…」
あらためて、床に仰向けになって息を弾ませているアキを見る。
「お兄ちゃんのが元気になるまで、アキちゃんの”準備”しとこっか?
マナカちゃん、手伝って。」
「ハイ」
「や、お前ら、やめろーっ!!」
最後の砦だったパンツもあっけなく脱がされ…
ついにアキは靴下を残して完全に全裸にされた。

仰向けにされ、カナミとマナカに手足を押さえられ…
完全に身動きがとれないアキ。
そして二人はアキの秘所の観察を始める。
「へえ…思ったより濃くないね、アキちゃんの陰毛って。」
「そんなに縮れてるわけでもないですね。」
「お前ら…好き勝手なことばかり言って……ひゃうっ!!」
マナカの指がアキの秘所に触れた瞬間、アキの身体は全身に電気が走ったかのように、
びくっと反応する。
「もう…やめて……いやっ!…はぁ…」
「すごい…ここですか、ここが感じるんですか?」
媚薬の効果で余計に敏感になっているアキの秘所と肉芽を、マナカの指が容赦なく這い回る。
(なんだよ…こんなことなら早く貞操帯買っとけば…よかった…)
アキの後悔もむなしく、そして一層アキの秘所はじっとりと湿り気をおび始める。
「だんだんこなれてきましたね…指入れてみますか」
「やあ、これ以上は…やあぁっ!!」

ぐちゅ…くちゅ…

音を立てながら、まだ未使用の膣内をマナカの中指が責めあげる。
それとともに、カナミも乳房への愛撫を再開した。
心なしか、カナミは先ほどより激しく、その豊満な乳房を舐めあげる。
上半身はカナミ。下半身はマナカ。
二人の同級生の責めに、はしたない声を漏らし続けるアキ。
そして、再び絶頂を迎える。

「ん。ああ、ひぃ、ふわぁああ……んっ!!!」
「あ、またイッちゃった?」
「あんまりやりすぎると、お兄さんの番まで体力持ちませんよ」
「それもそうだね…あっ」
カナミの目線の先。アキが横を見ると、ベッドに拘束されているシンジの姿が見えた。
(…え……シンジさん、まさか…うそ…)
シンジの下半身を見ると、そこには再び元気を取り戻したシンジの男根がそびえ立っている。
下半身は正直者である。
「ゴメン、矢野ちゃん…声が…すごくてさ…」
シンジがアキの視線に気づき謝る。

「あ、お兄ちゃん、準備完了?」
「じゃあ、いってみますか」
すっかり全身から力の抜けたアキを、カナミとマナカは両肩から支えて立たせ、
シンジのベッドへと誘導する。
(うそ…あんなのが入ったら…私どうなっちゃうんだろう…
…処女は痛いって言うし……気持ちよくなれるのかな…)

今アキの心には恐怖と不安、そして…期待感のようなものが渦巻いていた。


ベッドの上に乗せられ、拘束されているシンジの上に馬乗りになるアキ。
アキの目線の下には、シンジの男根が今や遅しと待ち受けている。
「さあ、楽しんでね二人とも」
「そうですよ、ここまできたんだから楽しまなきゃソンですよ」
((こんな状況にしたのはおまいらだろがーっ!!))
心の中で、同じツッコミを入れるシンジとアキ。
そして互いを見つめあう二人。
カナミとマナカの勢いに強引に流されて、ここまで来てしまった二人。
アキは媚薬、シンジも精力剤を飲まされて準備万端ではあるが。
しかし、このまま流されてよいものか?
二人が膠着状態のまま、しばし部屋を沈黙が包みこむ。

「…もう、じれったいなあ!」
三分ほど続いたその状況に、業を煮やしたカナミとマナカ。
おもむろにシンジの両手両足の縄をはずし…シンジを自由にする。
「さあ、お兄ちゃんヤッチマイナ!!」
「「古いぞ、そのネタ」」
ほぼ一日ぶりに拘束を解かれたシンジ。
起き上がり、背筋を伸ばすシンジにアキが一言。

「あの…拘束も解かれたことだし…これ以上は…」
「やめる?」
「ええ…やっぱ少し怖いかなあって…はは…」
ここまできた以上、このまま流されてしまうもいいのだろが、やっぱり少し怖い。
三分間の沈黙の中でアキが導き出した答えだ。
「そうか……」
シンジが下を向く。あきらめてくれたとほっとするが。
「……でも」
シンジは別の結論を導き出していた。
「…ここまできたら、止まれるわけないよ…」
「え…?きゃあッ!!」
シンジはアキを押し倒し、先ほどまでとは逆の格好になる。
「やさしくするからさ…」
「え…いや、シンジさん、うむっ!…」
アキの意見をさえぎるように、アキの口をシンジの口がふさぐ。
好きな人との初めてのキスにしては、濃密なキスを交わす。
キスは次第に激しさを増し、舌を絡めあう二人。
(もう…いいや…止まれるわけないよね…シンジさんも男なんだし…)
長いキスの中で、あっけなくアキの結論はひっくり返った。
キスのあと、再び互いに見つめあう二人。

「お願い…やさしく…してください。」
「…うん……いくよ…」
シンジの分身がゆっくりとアキの膣内へと滑り込んでいく。
「……っつう!!」
初めての痛みに、アキが悶える。
「だ、だいじょうぶ?」
「だいじょうぶです…たぶん…つづけて…ください」
アキの返答を受け、さらに奥へと、さらにゆっくりと自分の分身を突き入れる。
鈍い痛みと共に、異物が膣に入っているという感覚がアキに伝わってきた。
「うわあ、シンジさんのが入ってるよぉ…」
「アキちゃん…動いてもいいかな?」
「え…ああ、動いたほうが気持ちいいんですよね…いいですよ……はぅっ!!」
アキの許可を得て、シンジは腰を動かし始める。
はじめはゆっくりと、そして次第に強く。

ぐちゅ…ずぽ…ぬちゅ…

淫靡な音を立てながら交じり合う二人。
「ふいぃ…はあ…ひやぁ…きもち…いいかも…いやぁっ…」
「ア、アキちゃん、もうそろそろ……」
「シ、シンジさん?あ、いっ、ひやあ!!」
どちらにも終局はもう目前であった。シンジのピストン運動はより一層激しさを増し、
アキもシンジに思い切り抱きついてそれに答える。

そして。
「うぅ、あ、アキちゃん…いくよ!!」
「きてえ、シンジさん……ああっ!!」

どぴゅっ、どぷどぷ……びゅっ……

アキの膣内でシンジの精がはじけ飛ぶ。
そしてほぼ同時に絶頂に達した二人は、
その場に倒れこんでしまった。



「…すごかったねえ、今の…」
「ええ、まさか処女でこんなに激しいとは…才能ありますね、アキさん。」
疲れて眠っている二人のそばで、今の行為の感想を語りあう処女二人。
その二人の手には。
「でも、ばっちりいい絵が撮れたよね♪」
カナミの手にはハンディカメラが。
「ええ、私もいい勉強になりました。」
マナカの手にはメモ帳が。
どちらにも今の行為がばっちりと記録されていた。
「…でもほんとによかったんですか?アキさんにお兄さんの童貞あげちゃって。」
「いいのいいの。お兄ちゃんにはアキちゃんでたっぷり経験を積んでもらって…
その後で私が…ね♪」
「そうですか。なんにせよ、これからもっと二人にはいろいろ経験積んでほしいですね。
私の小説のネタ作りのためにも」
二人が寝ているのをいいことに、好き勝手なことを言う二人。


彼女たちの真の”お楽しみ”はまだまだこれからのようだ。

(おしまい)

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